2007年08月31日

「愛犬のお手入れ講習会」

ちょっと遅れてしまいましたが・・・・。

先日、Paw'erによる第4回レクチャー「愛犬のお手入れ講習会」が行われました。

我が家のイタズラ小僧・あいびーはトリミング犬種。
自称・「お手入れにはちょっとうるさい飼い主」としては復習のつもりで
張り切って参加してきました。
かなり長くなりますが、とても勉強になることなので最後までよろしくお付き合いください。


まず最初に、トリミングと、グルーミング
日本では「お手入れ」のことをトリミングと言う言葉の方が一般的になってますが、
「トリミング」とは形を整えるというのが本来の意味。
シャンプーやブラッシング、爪切りや顔周りのお手入れや足裏のカットなど
愛犬が快適に日常生活を送っていけるように手を入れてあげることをグルーミングと言います。

グルーミングは、愛犬の体の隅々まで触れることでもあります。
毎日愛犬の体に触れることで小さな異常を早期発見できたり、
スキンシップをとることで心も満たされ、
また正しいお手入れ方法により一番大切な愛犬の健康状態を保持できますね。


まず、正しいお手入れのためには知っておかなければならない大切なことがいくつか。
犬の皮膚は非常に薄くてデリケート。だから豊富な被毛で覆われているのですね・・。

そして「被毛」について。
被毛は大きく分けて、3層構造になってます。
表皮 〜キューティクルの名称でおなじみですね。
    被毛の内部をウロコで守っています。
皮質 〜コーテックスと言って、繊維が集まった組織。
    被毛の水分をコントロールしています。
髄質 〜メデュラと言って、中は空洞。
    空気で満たされ、断熱・保温の役割をしています。

お手入れで大切なのは、表皮〜キューティクルを守りつつ汚れを落とすことなのですね。
人間の髪も同じことですが、「毛」を水に濡らすことにより
キューティクルはもろく剥がれやすくなってしまいます。
キューティクルが剥がれると内側のコーテックスが破壊され、水分を保てなくなり
所謂「傷んだ」状態になってしまいます。
髪も被毛も死んでいる組織故、一度傷むと修復は不可能。
皮膚も弱い犬たちは、被毛が傷むことは即皮膚トラブルにも繋がります。
キューティクルを守ることはとても大切なことなのですね。

人の髪や犬の被毛を守っている皮脂は、常に弱酸性(PH5前後)
PH5前後という状態が一番雑菌や細菌が繁殖しにくいんです。
ということは、使うシャンプー剤も当然弱酸性(PH5前後)が良いということになりますね。
特に、犬の被毛は人の髪の毛に比べかなり細くて弱い。
つまり、それだけデリケートだということです。
扱うシャンプー剤も、より安全性の高いもので
酸化しやすい油分などが過剰に入っていないものを選んであげて欲しいのです。

ここで、危険なシャンプー剤について・・・。
危険なシャンプー剤・・それはアルカリ性シャンプー剤です。
アルカリ性のシャンプー剤はとても洗浄力が強いのが特徴。
洗浄力が強すぎて被毛の主成分であるたんぱく質を破壊し、パサパサした乾燥状態に。
そして雑菌が繁殖しやすい状態になり結局は皮膚トラブルまで招いてしまいかねません。
白毛用シャンプーと謳っているものは、ほとんどがアルカリ性で
とても強い洗浄力のシャンプーで
青い色をしているもの が多い。
これは、青い色素を配合してより白く見せようとしているものなのです。
青い色素・・・当然、犬たちの体に良いわけがありません。
白毛用となっているシャンプーには要注意です。

シャンプーが終わったら当然リンスは必要です。
シャンプーされた「毛」は所謂裸の状態。
むき出しのキューティクルでは外的刺激に耐えられません。
長毛・短毛に関わらずリンスは絶対必要です。
もちろん、皮脂と同じ弱酸性のものを・・・ね!

弱酸性で安全性の高いシャンプー剤(リンス含)とは?
講師であるのらのらさん推奨のシャンプー剤はラファンシーズです。
(因みに我が家ではずっとラファンシーズを使ってます)

ここで多くを語るよりこちらをクリック

company_sub.gif


我が家では、あいびーにずっとラファンシーズのシャンプーを使っています。
使うときは、シャンプー剤を約3倍に薄めて使っていますが、
残ってしまった場合、私の髪に使っているんです(のらのらさんお奨め)。

えぇ〜〜〜っ! 犬のシャンプーで洗って大丈夫なの〜〜??

って、私も最初はかなりひき気味でした。
でも、実際自分で実験してみてその良さがわかります。
(人間用としては3倍に薄めたシャンプー剤は薄すぎですが・・)
すすいだとき、あぁ、余計なものが入っていないんだなっていう印象。
リンスも必要以上にベタベタヌルヌルせず、とても軽い印象ながら、
しっかり髪一本一本がコーティングされているのがわかるんです。
このシャンプーなら私の髪よりデリケートなあいびーの被毛を預けて大丈夫!と思えましたよ。

さて、せっかく「ラファンシーズ」を使っても正しくシャンプーできていなければ
何にもなりません・・・。
次は正しいシャンプーの仕方・ブラッシングやドライングの仕方、
正しい道具の使い方などプロの技を実演していただきます!


プロによる実演シャンプーSHOW

ニックネーム まりも at 01:15| Comment(9) | TrackBack(0) | がんばれ!飼い主 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月05日

コミュニケーション

ちょっと遅くなってしまいましたが、先日行われた Paw'er による
第一回レクチャールームについて、私なりに理解できたことをアップしようと思います。

まず、Paw'erとは、
あいびーのトリミングでお世話になっている出張トリマーののらのらさん
あいびーの出張トレーニングでお世話になっているドッグトレーナーそのっち先生
動物看護の経験もあるフリートリマーのさっちんさん
の最強トリオで結成されたレクチャールームです。

4月30日、第一回レクチャールームが開催され、
共生日記いさなさんと一緒にドキドキしながら参加して参りました。
第一回レクチャーのタイトルは「コミュニケーション」です。

まず、のらのらさんによる熱い講義から始まりましたexclamation

「コミュニケーション」をとるとはどういうことでしょうか?
愛犬と遊ぶこと、おすわりや伏せや待てができること、いつも側にいること・・等
色々あるでしょう。
愛犬と触れ合うときに大切なことは、

「飼い主は、

  愛犬のメッセージを聞いているか?

飼い主は、

 愛犬にわかるように
  
  メッセージを伝えているか?」


ということなのです。

飼い主が愛犬のメッセージを正しく理解できないと
飼い主が考えるコミュケーションは一方的なものになってしまいます。

例えば・・・のらのらさんが熱く語っている間、
室内の片隅にはそのっち先生の愛犬たち4頭がバリケンに入って待機していました。
内1頭は、まだ1歳に満たないボーダーコリー♀のパピー・月楠(つくし)ちゃんです。
彼らは、待機中バリケンをガタガタしたり吠えたり等一切ありません。
みんなそれぞれバリケンの中でのんびりくつろいでいらっしゃいました。

しかし、一般に飼い主は犬をバリケンに入れることをかわいそうと思ってしまう。
このちょっとした人間の「感情」の持ち様で、飼い主の勘違い・思い込みによるコミュニケーション不足が起こりうるのです。

コミュニケーション不足が発展すると、犬に過剰なストレスを与えることになり
過剰なストレスは、飼い主を悩ます問題行動へと発展していくのです。

愛犬に表れる問題行動(まで行かなくても飼い主が感じる愛犬のちょっと困ったところ)
は、どうしたら良いのでしょう。

多くは「躾」によって解決しましょう・・と言うことになるでしょう。

では、「躾」とは何ぞや?何のために犬に「躾」するのか?
ずっと出張トレーニングを受けているまりも家ですが、この問いに戸惑ってしまうワタクシ。
目的は色々あれど、根本は愛犬とのコミュニケーションを取れる飼い主になるため
だと思うのです。

コミュニケーションの取り方は、犬種にも個体差にもよって違ってきます。
「犬種」とは、人間が必要に応じて作ったもの。
その「犬種」の特性と得手・不得手を人間が正しく理解すること
又、その犬の性格を正しく見極め、正しく接すること
ができれば何も難しいことはないのです。

そして、飼い主が勘違いしないこと。
むやみに「かわいそう」という感情によって中途半端にしないことが大切なんです。
飼い主の「我慢」がキーワードにもなってくるのです。

例えば・・・のらのらさんの熱いお話の後、
いよいよそのっち先生の愛犬が登場です。
まず、コーギー♀の胡桃(くるみ)ちゃんがバリケンから颯爽と登場。
そのっち先生は他3頭が入っているバリケンの前に座り胡桃ちゃんとおもちゃで遊びます。
その間、バリに入っている3頭の犬たちはバタバタするでもなく泣きも入らず
平常心でじっとしていらっしゃる・・・。

胡桃ちゃんとのおもちゃ遊びを一時中断し、バリケンから今度は
ボーダーコリー♂の羽流(うりゅう)くんが華麗に登場。
羽流くん、バリから出てきたと思ったらそのっち先生が無情にも
ダウン→ステイの指令・・・。
羽流くんがステイしている目の前で、そのっち先生は再び胡桃ちゃんとおもちゃ遊びをします。
その時の羽流くんの待ち姿はと言うと・・・至って平常。
たまにおもちゃに興じる胡桃ちゃんをちら見するも
基本的にそのっち先生に熱い視線を投げかけています。

ほどなく、今度は胡桃ちゃんに ダウン→ステイの指令が。
そして解放された羽流くん、おもちゃにはぐはぐ・ラブラブで遊びます。
胡桃ちゃんが遊んでいる間、冷静にステイできていた羽流くん。
(もちろん年齢的な落ち着きもありましょう。因みに5歳・男前。)
それは、胡桃ちゃんが遊んだ後かいつの日か・・
必ずそのっち先生遊んでもらえることを知っているからなのですね。

若しくは、今遊んでもらえずそのまま「ハウス」の指令が与えられても
きっと普通にバリに戻ることでしょう。

羽流くんの凛々しいステイ姿は、飼い主そのっち先生との
強い信頼関係を感じました。

次に・・羽流くんの前に食べ物(フード系)を置き、ステイ。
そのっち先生が退室するも、変わらず凛々しくステイの羽流くん。

おもちゃで遊ぶ他犬を前にした「ステイ」

              

食べ物を前にした「ステイ」

同じ「ステイ」ですが、多くの飼い主は

前者かわいそう

後者エライ!と思ってしまう。

ここで無意識に人間の感情が2種類の「ステイ」にしてしまうのです。
これは、犬を大いに混乱させてしまう要因の一つになるのです。
犬たちは、人間が思う以上に人間の感情の動きに敏感なのです。

そのっち先生と愛犬たちとの強い信頼関係はどうやって築かれて行ったのか・・?
実はそのっち先生と愛犬たちはディスクやアジリティーをたしなみ、
その腕前は超プロ級。
ディスクやアジをする犬たちが特別なのか、それともそのっち先生がドッグトレーナーだから愛犬たちがスーパードッグになるのか??
そのっち先生も私達と同じいち飼い主です。
犬種は違えど、我が家のやんちゃ坊主あいびーも
羽流くんや胡桃ちゃんと同じ「犬」なのですよ・・・。

何が違うのか・・・??


前述の

「飼い主は、

  愛犬のメッセージを聞いているか?

飼い主は、

 愛犬にわかるように
  
  メッセージを伝えているか?」



の違いなのですね。

犬にわかりやすく「NO」(だめ)を伝えることがとても大切なのです。
してはいけないことをしっかりと叱る。そして「GOOD」。
しっかりと「NO」を伝えてこそ「GOOD」がより嬉しいものになるのです。

もちろん、その犬の性格により「叱る」行為が適切でない場合もあるでしょう。
自分の愛犬をよく観察し、愛犬の性格を理解し、毎日の生活の中で
愛犬に合った方法で「NO」を伝え、「GOOD」で解放してあげる。


これが、飼い主と愛犬のコミュニケーションの第一歩なのですね。


以上・・言葉足らずですが私なりに理解できたものをまとめてみました。

こちらも参照してください 右 banaapawer.jpg
ニックネーム まりも at 22:55| Comment(29) | TrackBack(0) | がんばれ!飼い主 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする